膝の裏が痛い原因は?ベーカー嚢腫・半月板損傷などを膝専門医が解説|目黒ひざ&形成外科クリニック|目黒駅徒歩3分の整形外科・形成外科・美容皮膚科

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膝の裏が痛い原因は?ベーカー嚢腫・半月板損傷などを膝専門医が解説

膝の裏が痛い原因は?ベーカー嚢腫・半月板損傷などを膝専門医が解説|目黒ひざ&形成外科クリニック|目黒駅徒歩3分の整形外科・形成外科・美容皮膚科

2026年9月05日

膝の裏が痛い原因は?ベーカー嚢腫・半月板損傷などを膝専門医が解説

「膝の裏が痛い」
「膝を曲げると裏側がつっぱる」
「膝の裏にふくらみがある」

このような症状の原因として、代表的なものがベーカー嚢腫です。しかし、半月板損傷や変形性膝関節症などが関係していることもあります。

今回は、膝の裏が痛くなる主な原因について膝専門医が解説します。

膝の裏が痛くなる主な原因

膝の裏の痛みには、
・ベーカー嚢腫
・半月板損傷
・変形性膝関節症
・筋肉や腱の炎症・損傷
などが考えられます。
特に中高年では、ベーカー嚢腫・半月板損傷・変形性膝関節症が関連していることも少なくありません。

① ベーカー嚢腫

ベーカー嚢腫とは、膝関節の後ろに関節液がたまり、袋状にふくらんだ状態です。「膝窩嚢腫」とも呼ばれます。
大きくなると、
・膝の裏が腫れる
・膝を曲げるとつっぱる
・膝の裏に圧迫感がある
・正座や深く曲げる動作がしにくい
といった症状がみられます。
重要なのは、ベーカー嚢腫そのものが原因とは限らないことです。
変形性膝関節症や半月板損傷によって膝に炎症が起こり、関節液が増えた結果としてベーカー嚢腫ができることがあります。
そのため、ふくらみだけを見るのではなく、なぜ膝に水がたまっているのかを調べることが大切です。

② 半月板損傷

半月板は、膝関節の中でクッションの役割をしている組織です。
半月板の後方を損傷すると、膝の裏側や内側に痛みを感じることがあります。
特に、
・深くしゃがむと痛い
・膝をひねると痛い
・曲げ伸ばしで引っかかる
・膝に水がたまる
といった症状がみられることがあります。
半月板はレントゲンには写らないため、必要に応じてMRIで評価します。

半月板損傷の中でも、中高年の方に多い「内側半月板後根断裂」というものがあります。典型的には、歩行で体重をかけた瞬間に「ぶちっ!」「ばちっ!」と音が聞こえるくらいの衝撃があります。痛みがとても強く、歩行が困難になる方も多いです。

③ 変形性膝関節症

変形性膝関節症でも、膝の裏に痛みやつっぱりを感じることがあります。

関節内の炎症によって水がたまったり、膝の動きが悪くなったりすることが原因です。また、変形性膝関節症にベーカー嚢腫を伴うこともあります。

そのため、膝の裏だけでなく膝関節全体を評価することが重要です。

変形性ひざ関節症について詳しくはこちら

筋肉や腱が原因のことも

膝の裏には、太ももやふくらはぎにつながる筋肉・腱があります。

スポーツや運動の後から痛みが出た場合には、これらの筋肉や腱の炎症・損傷が原因となっていることもあります。

膝の裏の痛みが続く場合はご相談ください

膝の裏が痛む原因は一つではありません。
特に、
・膝の裏にふくらみがある
・曲げるとつっぱる
・膝に水が繰り返したまる
・痛みがなかなか改善しない
といった場合には、一度原因を詳しく調べることをおすすめします。
目黒ひざ&形成外科クリニックでは、膝を専門とする整形外科医が診察を行い、レントゲンや必要に応じてMRIなどを用いて痛みの原因を評価します。
「膝の裏が痛いけれど、原因がわからない」という方もご相談ください。

執筆・監修:小倉誉大 医師
目黒ひざ&形成外科クリニック 院長
整形外科専門医/膝関節外科

膝関節外科を専門とし、変形性膝関節症、半月板損傷、軟骨損傷、スポーツ膝などを診療。米国Harvard Medical School関連施設での留学経験を持ち、保存治療から手術まで幅広い膝治療に携わる。

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